カリキュラム:からだづくり|あきる野市の幼稚園『学校法人岸野学園 すもも木幼稚園』サッカー、学習など幼児教育に力を入れています。

カリキュラム:からだづくりphysical-wellness

和食中心の給食


すもも木幼稚園では、週5日給食が出ます。(第2,4,5水曜日は午前保育のため給食はありません。※2号児で預かり保育を利用する園児は給食が出ます。)

「強いからだづくりは食事から」と考え、みんなで楽しく食べる給食の時間を大切にしています。
まずは食べることの楽しさを感じられるよう、嫌いなものを無理に食べさせる指導は行なっていません。
周りのお友達が食べているのを見て「食べてみよう」「食べられた!」というように、一人一人のペースに合わせて、少しずつ食事の幅が広くなっていってほしいと考えています。

また、すもも木幼稚園の給食は「和食中心」の給食です。
日本人の身体にとっては、和食は健康な身体づくりにふさわしいと考えているからです。
ご飯をしっかり食べて、元気な子どもに育ってほしいと考えています。

広い園庭で自由遊び


「集中」と「発散」のリズムを大切にしているすもも木幼稚園の一日は、「発散」からはじまります。
登園後はすぐに広い園庭に出て元気いっぱい自由に遊びます。

すもも木幼稚園では、のびのびと遊ぶ自由時間を大切にしています。
遊具やお砂場で遊ぶ子、うんていや鉄棒にチャレンジする子、先生を誘ってサッカーやドッジボールをする子。
いろいろな場所から、「いーれーて!」「いーいーよ!」という声が聞こえてきます。

子ども同士、学年を超えて交流する中には、今後の人生の土台となる大切な学びがたくさんあります。

そして、朝思いっきりお外で遊ぶことで、脳のスイッチが入り、教室に戻ってからもはつらつと一日をはじめられます。

毎朝の体育ローテーション


朝の自由遊びのあとは、全園児で「体育ローテーション」をおこないます。
マット・跳び箱・鉄棒、うんてい、平均台などの運動器具を使って、運動感覚の基本を養います。

朝一番に、軽快な音楽とともに全身を使うことで、身体と脳が目覚め、一日の活動への集中力が高まります。

毎朝、キラキラの笑顔とともに、かけ声やお友達を応援する元気な声がひびいています。

準備や片付けも、上の学年のお兄さん・お姉さんを見習って、園児たちが主体的におこないます。

体育指導



週に1度の体操教室は、プロの体育講師がおこないます。(担任もサポートに入ります)
マット・跳び箱・鉄棒・なわとびを中心に、コーディネーション能力を伸ばすゲームや、ドッジボール、リレー、トランポリンなど、さまざまな運動を取り入れています。
夏季は主にプール指導を行います。
各学年の発達段階に合わせて、3年間を通してのカリキュラムを組み、無理なく楽しみながら、小さな「できた!」をたくさん経験して、「チャレンジ精神」や「やり抜く力」を育みます。

「全員逆上がりができるようになる」ということを目標にはしていません。
お友達と比べて評価することも決してしません。
子どもたち一人一人が、「昨日の自分」「去年の自分」と比べて成長を感じられるような指導を心がけています。


リレーやドッジボールなどのチーム対抗戦では、コミュニケーションとチームワークを大切にしています。
毎回チームで話し合い、作戦を立てたり、反省会をして次に挑むことで、団結力を高めていきます。


またすもも木幼稚園では、他学年のリレーをみんなで応援しにいくという風習があります。
チーム一丸となってバトンをつないでいくかっこいいお兄さん・お姉さんの姿を見ることで、「全員で力を合わせた全力のリレー」が代々引き継がれています。

ストライダー教室


すもも木幼稚園では、主に未就園児クラスと年少さんのクラスで「ストライダー教室」を行なっています。
みんなで楽しくバランス感覚を養うとともに、交通ルールや安全に乗るためのマナーも身につけていきます。

体操参観日・体操発表会(年長)

すもも木幼稚園では、日頃の体育活動の成果をおうちの人に見てもらう機会をたくさんもうけています。

「体操参観日」では、日頃の体操教室の様子を見ていただきます。
体操参観日が近くなると、子どもたちは「おうちの人にできるようになったところを見てもらいたい!」と、練習に力が入ります。


年長さんの三学期には、三年間の練習の成長を保護者の前で披露する「体操発表会」があります。
体操発表会での跳び箱チャレンジでは、子どもたち一人一人が自分の限界に挑戦します。
6、7段を跳べたら8、9段へ…
8、9段を跳べたら10、11段へ…
練習では跳べなかったのに、本番、おうちの人の前で、はじめて跳べる子もたくさんいます。
限界まで挑んだ後は、さらに挑戦を続けるお友達を全力で応援します。

悔し涙を流す子ー
嬉し涙を流す子ー
お友達の涙を見てもらい泣きする子ー

そこには子どもたち一人一人のドラマがあり、卒園を目前にした子どもたちが心身ともに大きな成長を見せてくれます。

運動会

二学期には、園児と教職員全員でつくりあげる運動会があります。

全員種目の25m走では、1位になることではなく「全力で走る」ことが目標。
順位に関係なく、全力を出し切る楽しさを知ってほしいと考えています。

年少さんは、初めての運動会。少し照れながらも、元気いっぱいとっても可愛いダンスや、平均台、跳び箱などを披露します。
練習してきたことをたくさんの大人の前で披露する経験を通して、お友達と一緒に頑張ることの楽しさを知ってほしいと考えています。

年中さんになると、少し難しいエア・ドリーム(パラバルーン)に挑戦します。
少しでもタイミングが合わないと成功しないのが、エア・ドリームの技。
でもその分、成功したときの感動や達成感は大きく、「仲間と力をあわせる喜び」を味わってもらいたいと思っています。


そして年長さんにとっての運動会は、三年間の集大成。
チーム対抗リレー、組体操、ソーラン節をおこないます。
組体操では、個人種目で腰倒立やブリッジを披露し、二人種目、三人種目、六人種目と人数が増え、最後は十人ピラミッドなどの全体種目に挑戦します。
複数人で行う種目では、「互いを信じること」や「責任感」を経験します。
普段はニコニコとってもかわいい子どもたちも、大太鼓の音と共に演目がはじまった途端、大人顔負けの真剣な眼差しに変わります。


運動会に限ったことではありませんが、すもも木幼稚園は「全学年のつながり」を大切にしています。

運動会の練習中、年長さんの練習風景を年少さんや年中さんが見学に行きます。
全員本気の白熱のリレー、力強さと滑らかさを表現したかっこいいソーラン節、そして学年全員でこころを一つにして作り上げる組体操。
普段は優しくておもしろいお兄さん・お姉さんの「本気の姿」を見ることで、年少さん、年中さんの中に「先輩への憧れ」が生まれます。
こうして、すもも木幼稚園の「本気の運動会」が代々受け継がれています。





※コロナ禍により内容は変更される場合があります。