成長の速度が速く、めざましいということは、その時期の環境がその子どもの成長に及ぼす影響が大きいと言うことです。 例えばこの時期に、4~5日病気することは、おとなが20日も一ヶ月も病気をしていることと同じだと言われます。 それ程子どもの発達に及ぼす影響が大きいのです。
4~5歳になると、子どもの大脳の重さはおとなの90%になります。 人生の最初の六ヶ年間が、頭脳の発達に対して特に大切な時期です。 この時期に、まわりの環境から適切な刺激を受けられるかどうかで、その子どもの頭脳の発達が大きく左右されます。
この時期の子ども達が一日に歩く歩数は、おとなと比べると2倍近くになります。 それだけ幼児は活発的なのです。「箸との間もじっとしていない」これが幼児の姿です。 ヨチヨチ歩き程度の子ども達が、幼稚園を卒園する頃にはおとなに負けない程、走ったり、ぶらさがったり、物をなげたり、いろいろな運動ができるようになります。 ですから、幼児期には安全な広い運動場やホールが必要なのです。
幼稚園を終わる頃には、だいたいその人間の性格が形成されてしまいます。 幼稚園の時期はそれだけに、その子どもにとって非常に重要な時期でもあるということが言えるでしょう。 またこの時期に、人を知り、自分を知ることができるようになると言います。 幼稚園で、いろいろな友人と接し、生活していくことによって、豊かな余裕のある性格の子どもに育っていくことができます。
子どもの能力は、抽象的な指導、形成的な指導で発達していくものではありません。 自分の手で物に触れ、試してみて、疑問を持ち、理解しようとすることから育っていくものです。 しかし、放っておいても子どもは動きません。 子どもが自然に興味を湧き起こすような題材を与え、より良い方向に導いてあげる必要があるのです。
すもも木幼稚園では、「心教育」こそ最重要教育と考えています。 躾は簡単なことほど難しく、持続することも困難です。 「おはようございます」や「ありがとう」などを自然に言えるでしょうか。親ならば、我が子がよく挨拶できる子になることを望んでいるのではないでしょうか。挨拶は人と人とを結ぶ第一歩です。元気よく自分から挨拶できる子どもになってほしいと思っています。 返事の「はい」は漢字でかくと「拝」です。人を大切にし敬意を表す語で、心の窓を開き、わがままを抑える意味があります。自信を持って「はい」と返事のできる子どもに育ってほしいと思っています。
脱いだ靴を片付け、しまう。椅子から立ったら、しまう。この行動は自分の身の締り、けじめ、責任感を意味します。「はきものをそろえると心もそろう、心がそろうとはきものもそろう」という詩もあります。 これらのことは、自然に培われるものではありません。まずは先生達が実践し、自然に子ども達に身につくように少しずつ伝えていき、やっと身についていきます。 ご家庭と幼稚園が協力して、のびのびした中にもけじめのある、心の強い子を育てましょう。 教育は共育です。
私たちが、普段何気なく使っている「言葉」。聞く・話す・読む・・・ 当たり前すぎてあまり意識していませんが、実はそうした「言葉」の力によって、人は大きく成長します。産まれたての赤ちゃんは、この世の中のことはほとんど知りません。けれどもやがて、話を聞き、会話をし、文字を読むことによって、知性や感性、そして心は刺激を受け、人間的にも成長し、それとともにその子にとっての世界はどんどん広がっていくのです。 そして理解力・思考力・表現力・・・これらは、より良く生きていくうえでとても重要なものですが、その基礎となり、重要な土台となるものもまた「言葉」の力なのです。
今「キレる子ども」が増えています。キレる子どもは自分の感情を言葉で伝えられない、自分を表現できないというもどかしさがあるのです。 自分の感情、考え、思いを「言葉」で表現することの素晴らしさ。 自分を表現し、相手と理解しあえる素晴らしさ。 これらの土台もやはり「言葉」なのです。 そんな「言葉」の力を幼児期から育むことで、「子ども達の無限の可能性を伸ばしたい。そしていつの日か、夢や希望を現実とする力にして欲しい」それがすもも木幼稚園の願いです。
すもも木幼稚園では「漢字と文字を使った絵本」を保育に取り入れています。 なぜなら、幼児期というのは人間の一生涯で一番記憶力に優れた時期だからです。そのため【遊び】や【楽しみ】の中で、楽々「文字」や「漢字」を覚えることができるのです。そしてさらに重要なことは、「漢字」はひらがなと違い「一字一字に明確な意味」を持つ【目で見る言葉】だということです。幼児期に漢字にふれるということは、ただ耳で聞く以上にしっかりと「記憶」に残り、「言葉」として定着させることができるのです。つまり漢字教育とは漢字という道具を用いた「言葉の学習」なのです。「言葉」というのは「理屈で物事を理解する」ことや「自ら考える力」の一番の基礎となるのです。そのため幼児期に漢字を通じて「言葉」を豊かにすることにより、子どもの知能は伸びていきます。
そしてまた、「言葉」の豊かさや漢字力は「読書力」にも繋がり、「積極的に本を読んで、自らの知識を深めていける子」や「豊かな思考力」「感受性豊かな子」に育っていきます。そのような点から、すもも木幼稚園では「漢字と文字を使った絵本」を保育に取り入れているのです。 毎日みんなで声を出し、読んでいくことで、楽しみながら文字を「目と耳」から親しむことをしています。(これは、脳の前頭前野の刺激にもつながります)そうすると自然に「人(先生)」のお話が聞ける体勢ができ、毎日机に向かう習慣ができてきます。 このように、幼児にとって「楽しい」と感じれば素直に自分の中に「漢字」や「言葉」は自然と入っていきます。 ですので「漢字と文字を使った絵本」は、絶対に必要なのです。
英語は、現在、世界で最も使用されている標準語として「国際的コミュニケーション」には必要不可欠です。 その必要性から、小学校の新学習指導要領では外国語活動の必修化がもりこまれています。 そのような観点から、最も柔軟に吸収できる幼児期からの英語教育、コミュニケーション能力を養うことは必要になってきます
これからの国際社会で世界へ飛び出していく子どもたちに、英語は必ず必要なコミュニケーションツールであり、何でも柔軟に吸収できる幼児期に英語の基礎を身に付けることは重要になっています。
サイバードリームの最大の良さは、日々、子どもたちと接し、子どもたちが大好きな担任が毎日、繰り返し英語教育を行えることです。子どもたちは、大好きな先生と毎日楽しくサイバードリームを行うことで、楽しみながら英語に触れ学ぶことができます。
運動会を通じ子どちたちには、がんばること、物事に真剣に取り組むこと、やりぬくこと、そして、ひとつの目標に向かつてクラス、学年の全員で心を合わせて取り組むことの素晴らしさ、大切さ、楽レさ、そしてやり遂げたときの仲間と一緒にあじわう感動や興奮、満足感を感じ、友だちとの紳を深め、仲間の大切さを学び、個人的、集団的にち成長してくれると信じています。〈実際に毎年、運動会が終えると各クラスのまとまり、団結力が強くなると共に、個人、ひとり、ひとりの成長ち各先生たちは感じています。〉運動会の達成感は子どもたちにとって大きな自信になります。 子どもたちはこれからの人生の中で必ず一度や二度、困難や高い壁にぶつかり、くじけそうになることちあるでしょう。 そんな目の前に高い壁が現れて、苦しい、くじけそうな時にも諦めず、途中で逃げ出さず、壁に立ち向かい乗り越えられる知恵や勇気、強い気持ちを持った青年に成長レてほしいと願い、信じ、先生たちは子どもたちと共に全力で汗を流し取り組んでいます。 今、各クラス、学年の先生と子どもたち、また、子どもたち同士、目標に向かい、大きな壁に向かい心を一つになろうとしています。そして、この壁を乗り越えたときに心身ともに大きな成長があると確信しています。 どうか今後も、先生たちを信じ、幼稚園を信じ、そしてお子様を信じて、朝、お子様を送り出してあげて下さい。 「 今日もがんばってね! 応援しているよ! 」の一言、笑顔が子どもたちに勇気や元気を与えてくれます。 すべては子どもたちの成長のために。